September. 7. 2011

【下町巡りシリーズその3】安藤かつおぶし店 末広会商店街

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きっかけは息子の離乳食でした。

生後11ヶ月を過ぎたころからでしょうか、
基本的には手作りの離乳食を食べさせているのですが、
ある時、妻がひとつのことに気づきました。

それは「ダシが効いているものほどよく食べる」ということ。

「ダシ」・・・ それは和食には欠かせないうまみ成分であり、味の基本ですが、
正直な話、夫婦2人で生活していた頃は、ダシをとるということをあまり意識していませんでした。

しかしながら、子供のこととなると話は別。(特に妻は)

という訳で、美味しいダシ用のかつおぶしを買おう!ということで伺ったのが、
こちらの安藤かつおぶし店です。

WEBサイトによれば創業70余年の長い歴史。

店頭には沢山の種類のかつお節、昆布、椎茸などが並び、
さながらダシ界の銀河系軍団といった趣。

さらにはそのダシで食することを推奨しているうどんなどもあり、
見ているだけでワクワクします。

しばらく軒先を物色していると、
いかにも面倒見のよさそうな女性が話しかけてくれます。

私が事情を説明すると、離乳食のためにダシをとることはとてもいいのよ!と
ひとしきり説明してくれました。

曰く、赤ちゃんの味覚は本当に敏感なので基本的に塩味をつける必要はない。
大人が食べてもほんのりとした薄味、程度の味付けがちょうどよいとのことでした。


私の好きな随筆家で現「暮らしの手帖」編集長の松浦弥太郎氏は、
「一日のはじまりにその日使う分のダシをひくこと」を推奨されていました。

丁寧に暮らす、ということとダシにこだわるということは、
密接に関係している気がします。

子育ては、自分の暮らしを見つめなおす良いきっかけになりました。

なにより、手間をかけてとったダシは、
豊かな風味を料理にもたらしてくれるのでオススメです。



東京都台東区台東3-6-11  地図


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