March. 25. 2013

In bloom

当社では3月にはサンクスフェアという大きなイベントがありました。
ご来場いただいた皆様には、本当にありがとうございました。

毎年、皆様の笑顔とおしゃべりに元気づけられ、
我々も一年分のジュエリーづくりの英気を戴いております。

商品の発送が現在着々と進められていますが、
不具合、ご迷惑など行き届かなかった点につきましては、
ご指摘ください。



さて街を歩いていて、
卒業式、卒園式、そして謝恩会のファッションに身を包んだ親子が
楽しそうに歩いているのを見るのは
なかなか清々しいものです。

東京はすでに桜が満開で、
一年のうちでもっとも心地よい季節がやってきました。

このみじかく、しかし美しく咲き誇る花が象徴しているのは、
いつかは訪れる別れの様でもあります。

「別れ」というのは、
そこにあった何かが目の前から無くなってしまう/どこかへ行ってしまうことです。

不思議なもので人間は、
常に存在するものには次第に敬意を払わなくなってしまいます。

そこに在ることが当たり前のもの。

たとえば親かもしれません。

「孝行したい時に親はなし」とはよく言ったもので、
我々は無くしてしまったものの大きさに、
二度と出会えなくなって初めて気づくことがあります。


あるいは仕事かもしれません。

仕事が目の前にあること、それは決して当たり前のことではありません。
その仕事は寝ているうちに誰かが勝手に置いていってくれる訳ではなく、
たとえば社内の誰かの熱意が、あるいはお客様の期待が、
その仕事を生み出しているはずです。

忙しいなあと思えるうちが華であることを肝に銘じなくてはならないと、常に思います。


当社の現会長、梶田善次郎は
「当たり前のもの」を大切にし、感謝する気持を忘れない人です。

物を大切に使う。
整理整頓を怠らない。
会社の前の道路を綺麗に保つ(毎朝の掃除)。
先祖への感謝を伝える。

こういったことを毎日欠かさず実施する中で、
大切なものを護っているのではないかと感じます。

もう長いこと自宅療養が続いているのですが、
会長の思想は、当社の文化として、しっかり根付いています。

ジュエリーは決して華やかな仕事ばかりではなく、
地道で誠実で、ゆっくりとした深呼吸のような世界で
生み出していかなければならないと思う今日この頃です。


sakura.JPG

新宿御苑 八重桜