September. 20. 2013

宝石について① ダイアモンド・パール

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こんにちわ

全国に猛威をふるった台風18号も過ぎ、気がつくと朝晩は涼しい風が吹くようになってやっと秋らしくなってきました。

こんなからっとした天気のイイ日にはどこかお出かけしたくなりますよね。

その時にはぜひ、きれいになったジュエリーも連れて行ってあげて下さいね。


ジュエリーのバスタイムのご紹介をしましたが、書き忘れてしまったことが一つあります。

ご家庭にあるメガネなどの洗浄に使用する「超音波洗浄機」ですが、

私の家にもありジュエリーのクリーニングもできるような記載がありますが、

宝石の留まっているジュエリーの洗浄にはご使用にはならないでください。

宝石を留めている爪の緩みや取れてしまう原因になる可能性があります。

さて、これから何回かに分けまして主要な宝石の取り扱い方をご紹介したいと思います。


1.ダイアモンド

多くの方がダイアモンドジュエリーはお持ちではないでしょうか。

ダイアモンドは地球上で一番硬い鉱物という事は皆様もよくご存じのことだと思いますが、

実は意外と割れやすい(欠けやすい)宝石なんです。

先日弊社でリフォームのためにお預かりしたダイヤモンドがあったのですが

上からはとてもきれいなダイヤモンドだったのですが、よく見ると裏側が剥がれるように欠けてしまっていました。

そのダイアはリカットと言って研磨をし直しとても、美しい輝きに戻りましたが、0.2ct近く小さくなってしまいました。

特に大きいダイアの留まった指輪をお使いになるときにはどこかにぶつかったりしないようお気を付け下さい。

もう1つダイアモンドは親油性と言って油分がくっつきやすい性質を持っています。

これは他の宝石よりも汚れなどをくっつきやすくさせてしまうのです。

ですので、特にダイアモンドの汚れに気がついたら「一拭き」や「バスタイム」をしてあげて下さい。

それでも、きれいに輝かない時には、弊社にご相談ください。



2.真珠

真珠のジュエリーもダイアモンドと並んで多くの方が持たれていると思います。

真珠はご存知の方も多いと思いますが、真珠貝が作り出すものでカルシウムとタンパク質からできています

そのため、他の宝石よりも傷付きやすい宝石です。

そして、汗や化粧品などがついたままにしてしまうと表面が浸食され荒れてしまい「テリ」と呼ばれる光沢が

弱くなってしまいますので、お使いになられてしまう前には必ず「一拭き」をして下さい。

また、パールのネックレスについてですが、

最近は耐久性のある糸を使用したものが多くなってきてはいますが

何年かご使用いただくと消耗してきてしまいます。その場合、糸の交換が必要になります。

糸交換の目安ですが、頻繁にご使用になる方でしたら一般的に1~2年と言われています。

そんなに頻繁にお使いにならない方も自然に糸が傷んでいる場合があります、

ネックレスの片方を持っていただいた時にパールがずれて、糸が見えてしまうようでしたら、

糸を交換する時期になったというです。

その時期に気がつかず、お出かけの時に糸が切れてパールが飛び散ってしまったというお話とてもよく耳にします。ぜひ、お使いになる予定の1ヶ月前には一度確認をして、

心配なようでしたら、弊社でも糸替えもお受けいたしますのでご相談ください。


今回は、ダイアモンドとパールについて書かせていただきました。

この他にもご質問などがございましたら、お問い合わせより何なりとご相談ください。


永井

September. 17. 2013

伝えることのむずかしさ

涼しい風が吹いてきて秋の到来を感じているこのごろです。
さて私は、8月・9月に自社の新作発表会やJJF、
直接お客様に販売する展示会など、
さまざまな展示会に参加してきました。
 
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その中で感じたことを2つ書きたいと思います。
 
まず、全てを通して大切だと思ったことは
商品をご紹介する際に
〝私だから話せるポイントはなにか〟ということです。
 
私は商品部に所属しているので
宝石の調達からデザイン、商品が出来上がるまでの職人とのやりとりを
全て間近でみています。
その中で、お客様にお伝えしたら喜んでいただけるポイントを
見極めてお話することがとても重要であり、目標です。
力が足りないながらも精一杯お伝えさせて頂きました。
 
そんな中、〝相手が求めていることと違うポイントを話しているな〟と
感じる場面が何度かありました。
それはついついデザインや製作面での苦労話に力が入り、
「これだけ頑張って作ったんです!」という話の流れになってしまうことです。
 
〝お客様にとってのメリットになる情報〟を
伝えられないままお話が終わってしまい、ただ話を聞いてもらっただけになると
1番空しくなりお客様にも申し訳なく思います。
 
 
 
もう1つ感じたことは直接お客様に販売をする際、
今私たちに求められていることは
〝いかに楽しくジュエリーのよさを伝えることができるか〟だと思いました。
 
ファッションアクセサリーとジュエリーの境界線がなくなってきて
どんどんファッショナブルな物が増え
お客様に気軽に楽しんでいただける物が増えた今。
 
私たちに必要なことは
そんな中でも、本物のジュエリーの良さと宝石のストーリーを伝えて
楽しくジュエリーについて理解をしてもらうことです。
 
弊社も今年の新作発表会で
ファッショナブルに楽しめるジュエリーをご提案させていただきました。
私自身も「今欲しい。」と思う物は毎日使えるジュエリーです。
 
ファッションに近づいていくと、わかりやすくアクセサリーとの違いが求められてきます。
 
 
私の大好きなジュエリーは、
・本物であることのよさ 本物ということは1つ1つの素材にストーリーがあること。
・普遍的、永続性に優れていること 本物の素材は時間が経っても色褪せません。
 
この2つがポイントで明確な違いだと思っています。
 
このポイントをいかに〝お客様に楽しんで頂きながらお伝えできるか〟
これが大切になってくるのですが、
私のスキルではまだまだできません。
 
 
まずは私にできる 〝私だから話せるポイント〟を伝えることに注力し
ジュエリーについての知識を増やしてもっともっと勉強をしていこう!と
心に誓いました。
 
 
「がんばろう。」と思うことの多い、実りある夏となりました。
 
プライベートでは海に行ったり、たくさん遊んで真っ黒になったので
冬に向けて美肌を手に入れようと誓うばかりです!
こちらもがんばります。
 
 
 
 
角田
September. 1. 2013

JJFの成功と目的意識

先週27日から29日まで、当社にとって8月の大きなイベント、
JJF(ジャパン・ジュエリーフェア)が開催されました。

東京ビッグサイトで催されるこの見本市に、
当社は第一回目から途切れることなく出展しています。

出展社や来場者の中には、
JJFは縮小傾向では...?という声も毎年聞かれますが、
実際のところ、当社では昨年を上回る成果をあげることができました。

3日間、会場内で出展社ヒアリングをしていて分かったことは、
「(予想通り)よかった」という会社と「さっぱりダメだね」という会社の
2極化が著しいということでした。



JJF・IJTの風景はこの2、3年で様変わりしました。

その最大の要因は、
海外バイヤーの台頭とそれに伴った出展者の商品構成の変遷に
代表されるのではないでしょうか。

香港ジュエリーショーに出展している会社の多くは、
その商品構成を、海外マーケット向けに大きくシフトしています。

そしてそれは日本国内のバイヤーにとっては、
いま目の前にあるマーケットに合っていない商品であることは否めません。

こうした商品構成をとる出展社にとっては、
「海外バイヤーがどれぐらい集まるか」ということが、
フェアでの成功の可否を決める非常に重要な要因となります。

そうすると、昨今の日中関係悪化のような政治的要因であったり、
あるいは主催者がどれだけ海外からバイヤーを呼び込めるかという
自助努力ではカバーしきれない領域に、その成功を委ねることになります。


一方で、単価帯の安い、どちらかというと
ジュエリーというよりもアクセサリーに近い商品を指向している業者のところには、
人だかりができています。

そういった業者ほどブランディングや見せ方が巧く、
ある種の「ジュエリー業界的な定型」から逸脱した手法で
自社の製品を上手にプレゼンテーションしています。

こちらの方が今のマーケットには適合しているようです。

「さっぱりダメ」なのにも色々な理由がありますが、
今まで通りのお客様に対して、従来通りの手法で戦おうとすると、
苦戦を強いられることになります。


我々は、JJFにおいては、あくまでも
「国内市場に対して当社が提供できる現時点でのベスト」を提示しています。

その結果として一定の成果を得ることができたことは、
国内マーケットの底力が実感できたと同時に、
まだまだ当社の存在意義が認められているという自信に繋がりました。

ご来場いただき、また当社の製品をご購入してくださった方々には、
本当に感謝しています。

あらためて継続したサポートと期待に応え続ける体制づくりを約束します。



さて、今後は9月の香港、10月のシンガポールと、
異なったマーケットでの見本市への出展が続きますが、
都度最適で、当社の強みを活かした骨太な提案を
実践していければと考えています。