December. 1. 2016

ラベンダーヒスイかと思った


このところすっかり寒くなりましたね。
先日の雪にはさすがに面食らいました。


会社では毎年、秋になると健康診断に出かけます。
身長が伸びているかなぁなんてドキドキしながら、
晴れた日を狙って、浅草橋まで自転車で向かうのどかなお昼前。

浅草橋の果物屋さんのひさしの下に、ステキな出会いがありました。
大事そうに薄紙に包まれた、ラベンダーパープルの卵のような果物。
私の人生で初めての、アケビとの邂逅です。

あまりにも美しい紫色に、
一度は目の隅にとらえて通り過ぎ、びっくりして引き返したくらいです。
かつて、人里離れた山奥に暮らしていた友人が、
東京にはない山の幸として語っていたのを思い出しました。

アケビ.JPG

健康診断中も忘れられず、帰りに2つお持ち帰り。
すべすべしたラベンダーパープルが、
本当にラベンダーヒスイに似ているなあと、しげしげ眺めて過ごしました。

そして待ちに待った実食。
アケビは、表面に線の入ったところから真っ二つにし、
種の周りのゼリー状の部分を食べるそうです。

アケビ2.JPG

種が多すぎてものすごく食べにくい。
味は、柿の種の周りのドロドロした部分、という感じ。
なにより可食部の少なさに驚きました。

ぱっと見おいしそうな厚い皮の部分は、
ゴーヤ顔負けの苦さです。炒めれば食べれます。苦いけど。

運命的な出会い、美しい外見への驚き、
からの上級者向けな中身。
最初から最後まで飽きさせない果物、アケビ。

私の果物遍歴に、新たな1ページが加わったある秋の日でした。

横山